結婚式のスピーチで笑いを取るコツと注意すべきこと
そこには節度とふさわしい話題が必要です。下ネタやドタバタはもってのほかです。
その日の主人公である新郎新婦の暴露話や、ふたりをおとしめた内容などもふさわしくありません。
そういった下品な内容は、話している本人のみならず、そのスピーチを依頼した新郎新婦や育てたご両親の人間性まで疑われてしまうことにもなりかねません。
大げさだと思いますか?いいえ、結婚式にはさまざまな立場や年代、人間関係の方々が集まっていて、それぞれの価値観があります。
それを念頭に入れて、上質な笑いを心がけたいものです。
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悪ノリはいけません
たとえ新郎新婦の学生時代の友人であったとしても、学生の悪ノリのスピーチはひんしゅくの元です。
よく間違えてしまうのは学生時代のノリをそのまま結婚式のスピーチに持ってきてしまうことです。
自分が学生時代からの友人だとしても、お互いに社会人であり、結婚式は公の場だということをよく認識しておきましょう。
持ち上げて落とす、落として持ち上げるテクニック
「○○くんは、小学生のころから仲間内ではリーダー的位置にいまして、声高に自分の主張をするわけではないのになぜか物事は彼の思う方向に動いて行ってしまうといった感じです。
そのくせ叱られる場面になると存在感が薄くなるという特技を持ってまして、そのせいで僕らがどれだけの被害をこうむったか・・・」
などということをエピソードを交えて話すと、子供のころの話であるだけにほほえましい笑いを取ることができます。
▲笑いのある結婚式のスピーチ
失敗談を入れるのは注意が必要
失敗談を入れて笑いを取るのは誰もが考えるのですが、それによって新郎新婦にマイナスな印象を周りに与えてしまわないか、という点を考慮に入れないといけません。
新郎新婦と初対面の方もいらっしゃることを忘れないようにしましょう。
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いつも失敗しているわけではないことを強調するために
「普段の◯◯は、何事も計画を立て詳細まで考えてから行動をするほどしっかりしていますが」
のような一言を入れておきまきょう。
自分を落として相手を上げる笑いテクニック
たとえば
「私から見た○○くんについてですが、非常に真面目で優しく、誠実な人間です。不真面目な私が言っておりますので、真面目のレベルについては諸説別れるところですが」
などというものがよいでしょう。
笑いというのはその場の空気と密接な関係があります。
普段ならウケるようなネタが、なぜかまったくウケない、というのはよくあること。
笑わせようと思うと滑ったり、マジメに話したことがなぜかウケてしまったりということもよくあります。
ウケ狙いはたいてい滑ることを頭に入れて、上質なジョークをこまめにはさむというくらいのほうが成功することが多いようです。
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